
License Access Control(LAC)は、OpenLMプラットフォームの中核機能です。
「誰が・いつ・どのソフトウェアを使えるか」という業務ルールを、IT環境で自動的に実行する仕組みです。
以前は、この機能は「Options File Management」と呼ばれていました。当時は、サーバーにログインし、複雑なオプションファイルを手作業で編集する必要があり、ミスが許されない運用でした。
OpenLMは最初にUIベースのOptions File Managerを提供しましたが、それでも本質は設定ファイル作成ツールでした。
現在のLACは、考え方そのものが変わっています。
LACの進化ポイント
- ベンダー非依存のライセンス制御
LACはFlexLMだけでなく、OpenLMが対応するすべてのベンダーを対象にします。
- FlexLM / RLM:オプションファイルを自動生成
- Autodesk / Adobe / SaaS:APIや管理画面と直接連携
管理者は「ルール」を定義するだけで、配信方法はOpenLMが自動処理します。
- 細かいライセンス制御
LACでは、業務ルールをそのままライセンス制御に反映できます。
- 操作:許可(INCLUDE)/禁止(EXCLUDE)/専用確保(RESERVE)
- 対象:ユーザー、ADグループ、端末、IP
- 単位:製品だけでなく機能(Feature)単位も可能
例:MATLABは全員、Simulinkは上位エンジニアのみ。
- Namedライセンス (名前付きの個人席)管理の3つの方法
LACは、以下の方法でNamedライセンスを管理します。
① 疑似Named
フローティングライセンスを特定ユーザー用に予約し、常に使える状態を確保。
② Network Named User(NNU)
安価なNamedプールへ自動振り分けし、高価なフローティング利用を防止。
③ クラウド(SaaS)
AD連携により、ライセンスの付与・回収を自動化。
- ディレクトリ連携による自動化
Active Directory / Azure AD と連携し、人事変更に合わせてライセンスを自動更新します。
例:
社員が
「インターン」から「エンジニア」 に変わった場合、
→ ルール再計算 → 自動反映
- 時間を考慮したライセンス制御
時間帯ごとにルールを切り替えることが可能です。
- 日中:特定ユーザー専用
- 夜間:フローティングで共有
- 安全な展開と運用
- 事前検証で設定ミスを防止
- 読み取り専用/管理モードを選択可能
- 変更履歴をすべて記録
まとめ:新しい運用フロー
可視化
→ ルール定義
→ ポリシー化(スケジュール)
→ 検証・自動展開
OpenLM LACは、ライセンス管理を
「手作業」から「ポリシーによる自動制御」へ進化させます。
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