Israel +972 4 6308447         USA +1 619 831 0029             JAPAN +81 (0)50 5893 6263

RPM、DEB、およびTARパッケージを使用したLinuxでのOpenLM Server v21およびIdentity Serviceのインストール

このドキュメントでは、RPM、DEB、および TARパッケージを使用してLinuxマシンに OpenLM Server v21およびIdentity Serviceをインストールするために必要な手順について説明します。

目次:

1. 要件

2. Puttyを使用してLinuxマシンに接続します

3. RPMを使用したOpenLM Serverのインストール

4. RPMを使用したIdentity Serviceのインストール

5. 便利なRPM固有のLinux Sudo コマンド

6. DEBを使用したOpenLM Serverのインストール

7. DEBを使用したIdentity Serviceのインストール

8. 便利なDEB固有のLinuxコマンド

9. TARを使用したOpenLM Serverのインストール

10. TARを使用したIdentity Serviceのインストール

11. 便利なTAR固有のLinux コマンド

12. 略称

1. 要件

 

Linuxパッケージの依存関係:

Server: systemd, redhat-lsb, libgdiplus, dotnet core, powershell coreServer

Identity Service: systemd, dotnet core, powershell core

PuttyおよびWinSCPソフトウェアの使用環境が、OpenLM Serverのインストールの前提条件です。これらは、Windows用ツールであり、WindowsマシンからLinuxマシンへ対話するために必要です。Putty / WinSCP以外でもコンソールを開いてLinuxマシンにファイルをコピーできる任意のツールを使用できます。プロトコル: Putty(SSHプロトコル)、WinSCP(SCPプロトコル)。

 

2. Puttyを使用してLinuxマシンに接続します

 

Puttyを使用して Linux マシンに接続するには、Putty セッションウィンドウに Linux マシンアドレスを追加します。接続先の Linux マシンのホスト名と IP アドレスを入力します。必要な詳細を入力した後、[開く]ボタンをクリックします。

ログイン資格情報を使用して Linux マシンに接続し、システムパスワードを入力します。

RPMの場合: 以下のコマンドを入力して、OpenLMアプリケーションがインストールされているかどうかを確認します。

sudo rpm -qa | grep openlm

情報が何も返されない場合はOpenLMアプリケーションがインストールされていないという意味です。

DEBの場合: 以下のコマンドを入力して、OpenLMアプリケーションがインストールされているかどうかを確認します。

sudo apt list –installed | grep openlm

Tar.Gzの場合 : 以下のコマンドを入力して、OpenLMアプリケーションがインストールされているかどうかを確認します。

sudo ps -aux | grep openlm

又は

ls /etc/systemd/system

又は

ls /opt

関連情報が返されない場合は、OpenLMアプリケーションがインストールされていません。

注意: Puttyコンソールで表示の不具合が発生した場合は、CMDウィンドウを開いて以下のコマンドを使用します。/p>

ssh [ユーザー]@[IP|ホスト名]

 

3. RPMを使用したOpenLM Serverのインストール

 

OpenLM Serverをインストールするには、次の手順に従います。

1. RPMインストールファイルをマシンにダウンロードします(例えば、ダウンロードフォルダに)。

2. WinSCPを開き、Linuxマシンに接続します。

3. ログイン認証情報を使用してログインし、ダウンロードしたRPMファイルをWindowsマシンからLinuxマシンにドラッグ&ドロップします。

注意: RPMパッケージには、いくつかの依存関係が含まれています。これらの依存関係をすべて自動的にインストールするには、ディストリビューションで yumが使用可能な場合は、以下のコマンドを使用します。

sudo yum install [RPMファイル]

それ以外の場合は、コピー処理が完了した後、Puttyに戻り、以下のコマンドを実行します。

sudo rpm -i [RPMファイル]
(例:sudo rpm -i openlm_server-21.6.9-937.x86_64.rpm)

注意: RPMで依存関係を確認するには、次のコマンドを使用します。

rpm -qp [RPMファイル] –provides

rpm -qp [RPMファイル] –requires

4. データベース構成のウィンドウが開いたら、希望のデータベースプロバイダーに新しい空のデータベースを作成します。コレーション(照合)についてはシステム要件をご一読ください。

注意: 互換性のあるデータベース: MS SQL、MySQL、Mariaデータベース。

サーバー名、データベース名、およびユーザー資格情報 (ユーザーID とパスワード) を指定し、 [接続のテストと承認] ボタンをクリックします。

このメッセージは、インストールプロセスが完了したことを確認します。

5. OpenLM Serverにライセンスを追加します。

/opt/openlm/licenseフォルダに cpコマンドを使用します。

又は

WinSCPに移動し、ライセンスファイルをWindowsマシンから Linuxマシンにドラッグ&ドロップで、/opt/openlm/license フォルダにドロップします。

OpenLM Serverサービスを再起動して、ライセンスを適用します。以下のコマンドを実行して、OpenLM Severサービスを再起動します。

sudo service openlm restart

又は

sudo systemctl restart openlm

これで、OpenLMのインストールが完了しました。Linuxマシン上の OpenLM Serverはブラウザーで、http://[IP|ホスト名]:5015 で開きます。

 

4. RPMを使用したIdentity Serviceのインストール

 

Identity Serviceをインストールするには、次の手順に従います。

1. Identity Service RPMファイルをコピーします。WinSCPを使用してLinuxマシンにアップロードし、インストールします。


2. 新しいデータベースを作成し、Identity Serviceのインストール中にこのデータベースを指定します。コレーション(照合)についてはシステム要件をご一読ください。

3. Identity Serverのポートを選択します (デフォルトは5000、Enterキーを押します)。

4. リンクhttp://[FQDN]:5000を介して Identity Serviceを開く。ここでは、FQDNは完全修飾ドメイン名を意味します。

OpenLM ServerのセキュリティをONにします。

以下のコマンドを実行して OpenLM Serverサービスを再起動します (IdentityServiceのユーザーアカウントがOpenLM Serverに存在する必要があります)。

sudo service openlm restart

又は

sudo systemctl restart openlm

OpenLM Server appsettings.json:設定が正常であることを確認するには、次のコマンドを使用します。

cat /opt/openlm/bin/appsettings.json


[Client Secret ] フィールドと [Authority ] フィールドには、 [EnableSecurity] フィールドがTrueに設定されていると共に、値が入力されている必要があります。

 

5. 便利なRPM固有のLinux Sudoコマンド

 

RPMをインストールするには:

sudo rpm -i [RPMファイル]

又は

sudo yum install [RPMファイル]

RPMをアップグレードするには:

sudo rpm -U [RPMファイル]

又は

sudo yum update [RPMファイル]

アンインストールするには:

sudo rpm -e [RPMファイル]

又は

sudo yum remove [RPMファイル]

インストールされているOpenLMアイテムを確認するには: sudo rpm -qa | grep openlm

インストールされている項目の1つをアンインストールするには: sudo rpm -e [名前]

修復するには:

sudo rpm -i –replacepkgs [パッケージ名]

ライセンスファイルのコピー:

sudo cp [ライセンスファイル名] /opt/openlm/license/

サービスの再開

sudo service openlm restart

OpenLM Serverオプション:

DB構成ツール:

sudo pwsh /opt/openlm/tools/postinstall/start-serverdbconfiguration.ps1

DBアップグレードツール:

sudo pwsh /opt/openlm/tools/postinstall/start-alldbupgradeapi.ps1

Identity Serviceオプション:

DB構成ツール:

sudo /opt/securityservice/tools/postinstall/start-identitydbconfiguration.ps1

 

6. DEBを使用したOpenLM Serverのインストール

 

1. Debianパッケージをサーバーにコピーします。

2. aptバイナリを使用してインストールします。以下のコマンドを実行します。

– sudo apt install ./[Debファイル]


3. データベースの接続を設定します。

次の行が表示されます。

4. OpenLM Serviceが実行されていることを確認します。以下コマンド。
sudo service openlm status

5. ライセンスファイルを/opt/openlm/licenseにコピーします。以下コマンド。

– sudo cp [ライセンスファイル名] /opt/openlm/license/[ライセンスファイル名]

OpenLM Serverインターフェイスに接続します。リンク: http://[ホスト名]:5015 を Web ブラウザで表示します。ホスト名は OpenLM Serverがインストールされているサーバーのホスト名です。

 

7. DEBを使用したIdentity Serviceのインストール

 

1. Debian (DEB)パッケージをサーバーにコピーします。

2. aptバイナリを使用してインストールします。以下のコマンドを実行します。

– sudo apt install ./[Debファイル]


3. データベースの接続を設定します。

4. Identity Serviceのポートを選択します(デフォルトでは5000、Enterキーを押します)。

作成されたデータベース:

5. Identity Service Webブラウザに接続する場合は、http://[FQDN]:[ポート]を使用します。FQDNは完全修飾ドメイン名を意味します。

注意: 空白のページが表示される場合は、正しいFQDNが使用されていないことを意味します。

 

8. 便利なDEB固有のLinuxコマンド

 

Debianパッケージとその設定ファイルをシステムからインストールしてアップグレードするには、次のコマンドを実行します: sudo apt install ./[DEBファイル] (アップグレードも同じ)

Debianパッケージとその設定ファイルをシステムから削除するには、次のコマンドを実行します: Sudo apt purge [DEBファイル]

 

9. TARを使用したOpenLM Serverのインストール

 

OpenLM Serverをインストールするには、次の手順に従います。

1. TARインストールファイルをコンピュータにダウンロードします (たとえば、ダウンロードフォルダに保存します)。

2. WinSCPを開き、Linuxマシンに接続します。

3. ログイン認証情報を使用してログインし、ダウンロードしたTARファイルをWindowsマシンからLinuxマシンにドラッグ&ドロップします。

4. コピー処理が完了したら、Puttyに戻り、以下のコマンドを実行します。

sudo tar -xvf [TARファイル]

又は

sudo tar -xvf [TARファイル] -C [目的先]

cd [目的先]

sudo /bin/bash ./installer.sh

5. データベース構成のウィンドウが開いたら、希望のデータベースプロバイダーに新しい空のデータベースを作成します。

作成したデータベースを指定し、 [接続と承認のテスト] ボタンをクリックします。

次の行が表示されます。

6. ライセンスをOpenLM Serverに追加します。

又は

In Putty, go to OpenLM folder using this command: cd /opt/openlm

WinSCPに移動し、ライセンスファイルをWindowsマシンからLinuxマシンにドラッグ&ドロップして、/opt/openlm/license フォルダにドロップします。

OpenLM Serverサービスを再起動して、ライセンスを適用します。以下のコマンドを実行して、OpenLM Serverサービスを再起動します。

sudo service openlm restart

又は

sudo systemctl restart openlm

これで、OpenLMのインストールが完了しました。Linuxマシン上のOpenLM Serverは、リンクhttp://[IP|ホスト名]:5015をブラウザで開きます。

 

10. TARを使用したIdentity Serviceのインストール

 

Identity Serviceをインストールするには、次の手順に従います。

1. Identity Service TARファイルをコピーします。WinSCPを使用してLinuxマシンにアップロードし、インストールします。

以下のコマンドを実行します。

sudo tar -xvf [TARファイル]

又は

sudo tar -xvf [TARファイル] -C [目的先]

cd [目的先]

sudo /bin/bash ./installer.sh

2. 新しいデータベースを作成し、Identity Serviceのインストール中にこのデータベースを指定します。

3. Identity Serviceのポートを選択します (デフォルトは5000、Enterキーを押します)。

4. リンクhttp://[FQDN]:5000を介して Idenitity Serviceを開きます。FQDN は完全修飾ドメイン名を意味します。

OpenLM ServerのセキュリティをONにします。以下のコマンドを実行して OpenLM Serverサービスを再起動します (Identity Serviceのユーザーアカウントは OpenLM Serverに存在する必要があります)。

sudo service openlm restart

又は

sudo systemctl restart openlm

以下の画面に示すように、次のコマンドを使用して、OpenLM構成ファイルの上記の接続プロセスの最中に「Auth」セクションに値が入力されていることを確認します。cat /opt/openlm/bin/appsettings.json

 

11. 便利なTAR固有のLinuxコマンド

 

tar -xvf [Tarファイル] -C [目的先フォルダー] :このコマンドでは、-xvf は強制上書きと詳細モードでの抽出を意味し、-Cは抽出先ディレクトリを意味します。

sudo /bin/bash /install.sh:このコマンドは、installer.sh スクリプトを実行するbashプロセスを開きます。

sudo ps -aux | grep openlm: OpenLMパターンを含むプロセスを現在開いているプロセス群からフィルター処理して一覧表示します。

 

12. 略称

 

FQDN – 完全修飾ドメイン名

Skip to content